2010 3月15日
ひいきの局長たち
(2:35)ミンツォリーニがベルルスコーニと話をしたといって、そのどこが新しいというのだろう。Agcom (情報監査局)の委員が、テレビ番組「Anno Zero」をやめさせるようにと首相から助言された、だから何なのだ。テレビ(国営も民間も)が彼に牛耳られ、テレビ局局長は、政治家の傀儡であることを知るために、証拠は必要ない。
ベルルスコーニは、厚顔無恥で、 間が抜けていて(30年前から傍聴されているのに、まだ今でもへまをする)尊大で、嘘をつくことと嘘をつかせることに慣れている。テレビと新聞は、フェーデ、ミンツォリーニ、ヴェスパといった、ごひいきの局長でいっぱいだ。本当のニュースはなく、不消化のうんざりする番組のオンパレードだ。
主人の声は、もはや見分けのつかないコーラス、真実の安売り、すべて同じだ。最悪なのは、明白でない声、デ・ボルトリ、ファビオ・ファツィオ。スカルファリは、ナポリターノ大統領の憲法賛辞を擁護し、トレモンティは、今年の経済学者。ミンツォリーニは無害、ガスパッリでさえ彼を信用しないだろう。ジョヴァナルディでさえ疑うだろう。テレビニュース番組の“Natural Born Killer”のようだ。
ミンツォリーニをベルピエトロかジョルダーノに代える、フェルトリかロッセッラ?ベルルスコーニは、ミンツォリーニと話す暇があったら、観客のことも考えたらどうか。Tg2 はフィーニが観客の前列に、Tg3は、ベルサーニとダレーマを交代に、どちらでも同じことだが。
専制政治の情報は、情報の専制政治に進化した。ひいきの局長たちは必要ない。
by Beppe Grillo 07:25 情報
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2010 3月13日
Expo 2015の分け前をどう分けるか
Expo 2015 は、「地球を養うため、生活のエネルギー」に必要だと言う。実際これが、ミラノの万博のテーマである。博覧会は1800年代末の遺産である。今日パソコンのクリックひとつで、すべてが見える。世界中から人々を集めるために博覧会会場や高層ビルを建設する意味はどこにあるのだろう。 何のために、わざわざ飛行機に乗ってニューヨークや東京から、ヨーロッパで最もセメント化された街を見に来る必要があるというのだろう。スモッグで世界で最も汚染された街のひとつであるミラノに?セビリアの1992年のExpoには4200万人が訪れ、経済的に失敗だった。ミラノには2900万人の入場者が予想されていたが、今は2000万人に予想が修正された。開催まであと5年あるというのに。
Expo 2015への投資は2000万ユーロと見込まれている。その金はどこにあるのだろうか?コンクリートや高架橋に投資する代わりに、同じぐらいの金額でトレモンティ経済相は、ロンバルディア州の経済全体を再興することができただろうに。ロンバルディア州では、日に1件、企業が倒産している。
ジャンニ・バルバチェットのインタビュー
ジャーナリストのジャンニ・バルバチェット、Fatto Quotidiano紙にも記事を書き、現実を幾分かでもわかってもらうために、本も出しています。。
ミラノは、Expo 2015の開催地に選ばれました。2015年には、ここで万博が行われます。選ばれた時に、偉大な勝利、このイニシアチブを実現するための偉大な成功だ、と関係者は言いましたが、実際は、5年が経過し、本当に実現できるのかどうか、まだわからないでいます。経済危機があり、資金が不足し、与党連合内で熾烈な争いがあり、ミラノの権力内部でも争いがあり、誰が、一番おいしい思いをするか、大きなケーキを食べられるか、ご馳走を並べるテーブルには、もう混乱しかありません。
その混乱には、リスクがあり、Expoが実現したら、資金はあり、その資金は、最初はたくさんありました。数百万ユーロで建設業者は喜んだでしょうが、このテーブルには、政治家や建設業者、企業化だけではなく、マフィアも介入しようとしています。特にンドランゲタ(カラーブリアの組織犯罪グループ)が、ミラノに大変興味を示し、ビジネスチャンスを失わず、分け前を分捕るために、すでにアンテナをひろげています。ミラノではそれに関する検察の捜査が行われましたが、捜査の開始段階でその情報が漏れて、捜査を進めることはできなくなりました。
カラーブリアのンドランゲタのファミリーが北イタリアにしっかり根を張っており、政治とつながり、EXPOの分け前を取ろうとしているという事実があります。過去数年間にンドランゲタの質は向上し、いまや、ミラノとミラノ郊外、ロンバルディア州の工事現場だけでなく、公共事業の入札にまで参入してきています。ミラノ・ブレーシャ間の高速列車TAV建設の入札にも関わり、Expoは北イタリアのンドランゲタの次の標的です。
この事実を前に、政治は不在で、ミラノの総督は、マフィアがいる、とは言うものの、最終的には、ミラノにはマフィアはいないと言うのです。この過小評価、近眼は、重大なことだと思います。それでは、今から2015年までの間に起こる事件を阻止できないでしょう。Expo は大変な混乱で、政治的抗争があり、入札にンドランゲタが介入する危険があるということです。
by Beppe Grillo 12:46 情報
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2010 3月11日
トロンケッティが裁判所に
Tronchetti in tribunale トロンケッティ・プロヴェーラ元テレコムイタリア会長が、ミラノ裁判所へ赴いた。思いがけず、フリーランスのジャーナリストがインタビューをした。トロンケッティは、裁判官の部屋へ入り、ジャーナリストの質問を避けようと思っていたような、大胆な足取りで現れたが、廊下に直立不動で20分間、ジュリアーノ・タヴァロリ、エマヌエレ・チプリアーニ、それからテレコムによって支払われた不正な傍聴をしていた仲間たちについてのジャーナリストからの質問を避けることは不可能だった。
彼のねずみ色の肌の色は、しだいに、真っ赤になった。青白い頬が真っ赤になった。老いたかさかさの肌に突然汗が噴出した。ジャーナリスト、会社役員、政治家、一般市民に関する傍聴記録を集めていたテレコム社の元会長の彼に、会社の経営管理に関する質問をすると、彼はかんしゃくを起こした。ファビオ・ファツィオでさえ対談番組 "Che tempo che fa"でこのような質問はしなかっただろう。
トロンケッティは、すでに2月26日に裁判所に呼ばれているが、正当な理由でその要請にこたえなかった。その日、大使と重要な仕事のランチがあり、キャンセルできなかったという。マリオリーナ・パナシティ裁判官は、チプリアーニの証言について彼の側からの情報を得るために、3月9日に彼を招集した。チプリアーニは、長年にわたり、Security di Tavaroliの情報を握りっており、チプリアーニは、トロンケッティがそれらの事実を知っていたと証言した。
トロンケッティは、一方、反対のことを言っている。数千人が傍聴され、記録されていたが、それを彼は知らなかったと言う。トロンケッティはどこにいたのだろう。もし知らなかったのなら、マネージャーといえるのだろうか?なぜ巨額の給与とストックオプションをもらっていたのか。どんな能力の報酬として?
多分、新たに前テレコム経営陣の裁判が行われるのだろう。テレコムSparkleとファーストウェブが関与した20億ユーロの不正に関して。事実、テレコムSparkleに関する予審判事アルド・モルジーニは、この問題の時期のテレコムイタリア経営陣を呼び出すであろう。従って、トロンケッティも、その責任者である。
Ps: テレコムに傍聴されていたかどうか、確認するにはここをクリック.
by Beppe Grillo 12:40 情報
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2010 3月10日
ラークイラ、亡霊の町
ラークイラ、11ヶ月後ラークイラは、地震後11ヶ月たった今、亡霊の町と化している。投機者の笑い声、海岸の砂の混ざったセメントの家、ダンボールの病院、怠慢が殺した学生たちの亡霊。ラークイラは、木っ端微塵になり、元通りにならないガラスのようである。街は消滅し、その代わりに、郊外に同じ形をした集合住宅ができただけである。
家は、眠るためだけの場所「居住単体」や、頭の上に屋根があればいいのではなく、家は、記憶であり、歴史、愛情、共同体、市民組織である。ラークイラ市民たちは、およそ一年前かテントやホテルにばらばらになり、広場は魂が抜かれてしまった。15.000人が郊外の、ベルトラーゾとベルルスコーニの作ったアパートに世話になっている。その他の45,000人は、まだ国が存在しているという証拠の何か、運命のイベントを待っている。
数日前に、ラークイラの住民たちは、ヘルメットをかぶり、自分たちの町を取り戻そうとした。黄色と白のヘルメットをかぶり、軍手をはめた集団が、自分たちの町に入った。彼らを迎えたのは、ローマから派遣された警察隊と機動警察隊だった。進入禁止の柵は、住民によって壊されたが、警察隊は何も介入しなかった。墓場となった彼らの街に戻ってきた地震被災者にさらに追い討ちをかけるように殴る気にはならなかったのだろう。 ラークイラ市民たちは、手押し車を持って入り、道路の瓦礫を取り払った。彼らの前に、その仕事をしたものは誰もいなかった。
ブログのインタビューを受けた目撃者たちは、許可されていない多くの下請けの下請け、という構造があったことを訴える。新しい住宅を建設する最初の段階から、旧市街の復旧を後回しにするということは明らかだった。 緊急の政策は、アブルッツォの住民の選択をすべて除外した。
まず、耐震予防構造のない砂でできた公的建物が最初の地震で崩壊した。地震の継続し、次第に強くなっていた時に、数ヶ月にわたって、ジュリアーニが、大地震が来る恐れがあると警告したにもかかわらず、消防は何も避難訓練を行わなかった。
地震の起こった後で、ベルルスコーニと消防のトップたちが、行幸した。彼らはその後に行われる建設入札に喜びの高笑いを挙げていた。
ラークイラはイタリアの肖像である。テレビのニュースは、それを、まるで効率のよい見本であるかのように報道するが、一方仮面の下には、職権乱用があるだけだというのに。
by Beppe Grillo 12:23 嘆きの壁
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2010 3月 5日
森林破壊、アッティラ・ブレッソ法
メルセデス・ブレッソと環境ピエモンテ州はエネルギー需要の20%を再生エネルギーで供給する事を決定した。どのようにするか? 森林を破壊して。州の森林に関する法律 (L.R. 4/2009)によればエネルギー生産のために毎年220万立方メートルの木材が使用される。この法律は、ヨーロッパの森林保護の大臣会議で決められたことに反する。アッティラ・ブレッソン法は、与野党両方が賛成して成立した。 PDL も PDも賛成した。数年後にはピエモンテから森が消えてしまうだろう。国立の森林も私有の森林も。 WWFによれば、「法律によれば、森林の所有者は、州からの通達なしで、森林伐採がおこなわれることになる。もし所有者が森林を保存したければ、所有者のほうが、反対するという行動を起こさなければならない。なにもしなければ、森林は伐採されてしまう。木材は市場価格で買い取られるが、バイオマスとして利用する人は、公費が加算され、過大評価される」
イタリアの国が成立した1861年の一人当たりの森林の量は、今半減している。森林は守らなければならないはずだ。エネルギー生産のために森林を破壊することは犯罪であり、経済的損失である。木にはガソリンの半分のエネルギーしかない。
なぜピエモンテ州がこの法律を承認したのか。WWFによれば、「その返事は、過度の助成金システムにある。他の欧州国家では見られない。制限が設けられていない。活動の環境コストの評価が欠けている。イタリアで行われているのは、ただ投機のためだけが目的である。そのために環境が破壊される。アルプスの向こうのフランス、スイス、オーストリアは、森林を利用するが、それはバイオマスではなく、不要な木材の熱源としての再利用に制限されている。・・・過去5年間に再生可能エネルギーの促進のために3億ユーロが助成金として与えられた。そして2013年までに、この分野への投資は10億ユーロと見込まれている。再生可能エネルギーの60%を州は森林のバイオマスでと考えているので、自動的に投資の大部分はこの分野の以下のような組織や企業、協会になる。 FESR, FAS, Fondo Sociale, Piano di Sviluppo Rurale (che finanzia agli agricoltori le centraline) Consorzi forestali, IPLA, UNCEM, Assessorati alla montagna e foreste」
私たちは沈黙のうちに、自己破壊をしている。私たちは絶滅の種である。まだ声と心を持っている人は、メールを、ピエモンテ州知事に送ってください。 presidente@regione.piemonte.it.
by Beppe Grillo 17:22 エコロジー
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2010 3月 1日
コピーライト違反を理由に削除されたトラヴァリオ
先週、YouTube から マルコ・トラヴァリオのビデオ"I bertoladri" が消えた。彼の番組 Passaparolaだ。ビデオは、2日後、私のスタッフの操作の後で再び見ることができたが、You Tubeが消した理由は、「この画像はメディアセット社側のコピーライト違反が原因で掲載できない」というものだった。
トラヴァリオは自分の家で固定されたビデオカメラでインタビューを撮影し、彼の家も彼自身も、メディアセット社の所有ではない(今のところ)。言葉と国民についてのコピーライトについては、まだ法律ができていないはずである。将来的に、おそらく、インターネットに登場するためには、ベルルスコーニの弁護士、ゲディーニに許可を求めなければならないのだろう。
YouTube は、無理にビデオを削除させられた。第三者によるコピーライト違反が、自動的にその処置を起こさせたのだった。削除された人は、違反の責任を取って、それを訴えることができる。普通は、ビデオは、不正でなければ、数時間後に再度掲載される。だがこのケースはそうではなかった。数日、メール、電話が必要で、さらに、YouTubeはビデオを載せて、以下のようなメッセージを追加した。
つまり、
- RTIとメディアセット、You Tubeの間で、訴訟が起こっている
- ローマ裁判所は、技師にYou Tubeのビデオ管理がどのようになっているかを調べることを命じ
- 技師は、数百万のビデオを検査し、ベルトラーゾについて話しているトラヴァリオのビデオを、You Tubeに通知せずに、削除した
- ビデオは、検査の後、再掲載されない。
- ビデオは、偽のコピーライト侵害という理由で、削除される
ひとつのビデオでいくつの法律違反があったのだろうか。私の弁護士に問い合わせてみる。
この事件の、重大な側面は、私のブログに関してではなく、数百人のブロガーのビデオ削除であり、完璧に正当なものであっても、コピーライトを理由に削除されるのが問題である。
by Beppe Grillo 18:58 テクノロジー・ネット
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2010 2月25日
署名は永遠に
署名は永遠に(2:27)今日は、二つのニュースがあります。ひとつは良いニュース、もうひとつは最高に良いニュース。 5つ星の市民運動(MoVimento 5 Stelle)は、カンパーニア、エミリア・ロマーニャ、ロンバルディア、ピエモンテ、ヴェネトの州議会選挙に立候補を出すための署名集めを行い、成功しました。それは、偉大な勝利に向けた第一歩です。さらに良いニュースは、システムが崩壊していっていることです。消防とファースト・ウェブとテレコムの事件がその始まりです。昔の泥棒の世代、つまり何ら価値のない人々が、メディアの沈黙と政治家に有利な法律と政治家たちの陰謀によって国を動かす時代は終わりに向かっています。政党はもう、終りです。
UDCもPDL、PDも5つ星の市民運動の政策の文句をコピーし、UDCは透明性を、PDLは潔癖な人のリストをPDは原発反対、再生エネルギーをうたっています。
寒い中、署名集めに協力してくださった若者たちやすべての年齢の人々のおかげです。彼らのためにも、ボニーノは、政党が存在するのは、国民の支持があってのことであることを理解すべきだと思います。個人的な法律を作った後は、政党のための法律をつくる、と言うのは、行き過ぎではないでしょうか?
"エンマ・ボニーノは、急進党の名で、州議会選挙立候補のための署名集めについて返事をしない政府に抗議するためのハンガーストライキを開始した、というのが今朝のニュース。すでに議会に議員を出している政党の署名集めを廃止する?なぜ?彼らの特権はもうそれだけで十分ではないのでしょうか?
署名の提出は今週末で、急進派は十分な署名を集めらず、政府に政党としての立候補に必要な署名数の下限をなくすようを要請しました。5つ星の運動は、署名集めを1月の初旬にはじめ、先週終了しました。私たちの協力者は、何日も寒い中、雨の中、雪の中、今年3月の州議会選挙に立候補するための市民の署名集めに懸命になって努力しました。二ヶ月間テントの下で集めたのは私たちだけです。他の政党はどこで何をしていたのでしょうか?どのようにして署名を集めたのでしょうか。今になって、必要な数の署名が集まらなかったと言って、政府に助けを求めるとは。恥を知りなさい。
政党の皆さん、もう終わりです。市民の皆さん、署名をしてくださった皆さん、ありがとうございます。Lista Cesena 5 Stelle
by Beppe Grillo 20:44 5つ星の市
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2010 2月21日
二つの速度で進むユーロ
「二つの速度で進むユーロ」 ベネタッツォトラヴァリオは、彼のことを「夜の消防車」と呼ぶが、そのとおりだ。 フランチェスコ・ジャヴァッツィ はギリシャの財政危機とイタリアへの波及について論争をしたが、すぐに救世主を見つけた。そう、ベルルスコーニである。国に借金をさせた彼こそ、この経済学者によれば、一瞬で理解するそうだ。
「先週、欧州首脳会談で、ベルルスコーニは、南ヨーロッパの危機の管理についてはIMFに委任するべきだと言い、ユーロを救うためには、彼自身の介入は大変重要だと、しつこく主張した」
ヨーロッパは2つの速度で進んでいるのに、ユーロは一つの速度のままでいいのだろうか?共通の唯一の通貨だけでよいのだろうか。私は疑問に思っている。
ベルタッツォ
今日は、物議をかもした通貨理論、いわゆるEuro2(ユーロ2)について説明を試みたいと思います。ヨーロッパの通貨圏における通貨分割、加盟国のうちの何カ国の内で第二の通貨を使用する可能性について。
私の一冊目の2006年に出版された経済書「Duri e puri, aspettando il nuovo 1929 、新たな1929年を前に」を読まれた方は、それが1ユーロ硬貨が二つに割れている表紙だったことを覚えておられるでしょう。多くの読者は、私に、「なぜユーロの代わりにドルにしなかったのか、その後に起こったことを考えれば、その方が信憑性があったのに」と聞きました。
そうしなかったのは、本の最初のアイデアが、ユーロ圏内でユーロ2、いわゆるベビー・マネー、いくつかの国内で使用する二つ目のユーロができるということだったからで、それらの国とは、いわゆる PIGS (ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン )、それにマルタ、キプロスも加えることができます。
なぜユーロ2か、というと、ユーロの誕生から10年後、私たちは、欧州連合がどのようにして生まれたか、気がつきはじめているからです。いくつかの国が、その中にイタリアも含まれますが、意味のない強要をして、圧力をかけて連合を誕生させたからです。その構造は、長期的には平均化するのは大変難しいものです。
有名なマーストリヒトのパラメータは、歴史の本にも記載されているパラメータですが、それは過去二年間に、ドイツ、ギリシャも含む多くの国で守られず、いまさらGDPと財政赤字のの比で経済的な緩衝を行うことに何の意味があるというのでしょうか。・・・「ギリシャは救済されるでしょう」・・・これは金融市場が本当に真剣に心配しなければならないことです。 もしギリシャが救済され、前例を作ったら、今後スペインもアイルランドも、そしてイタリアもということになり、ギリシャは連合にとって経済的に小さく負担がすくないとしても、スペインやイタリアを救うだけの経済的な余力が欧州連合に残っているでしょうか?
だから、金融市場が国債の交渉とユーロ、ドル為替の行方に神経質になっているのです。
ギリシャの財政破綻以降、ユーロ、ドル為替は、1、50から1,30へ移行しました。おそらく1,25まで行くでしょう。金融市場は、赤字の構造的な不均一性とヨーロッパ諸国の信頼性の回復のため、米国に比べてヨーロッパの将来について心配しています。
ユーロは変装したマルクです。ドイツ人が主張し、欲した通貨。それはドイツがヨーロッパ諸国に対する輸出国であり、よって商業取引において安定性をもたらす強力で固定為替の通貨を必要としていたからです。
イタリア、スペイン、ギリシャのような国は、ドイツとは異なる力をもち、イタリアの場合、ドイツよりも、ヨーロッパ圏外への輸出が多いので、そこで競争力のある通貨を必要としたはずです。今、中国が輸出促進のために自国通貨を切り下げておくのと同じような。
したがって、いくつかの欧州の国は通貨政策を見直す必要があるでしょう。そしてそのために、ユーロ2という仮説が浮かび上がってきます。ユーロ圏内での分裂が、二つ目の通貨を生む.. 。
しかし、まさしくこの理由で、最初にそれに反対をする国のひとつがドイツだろうということを覚えておく必要があります。 ドイツを困難に貶めるもう一つの通貨をもつ、潜在的な力のあるパートナーができるから。ユーロの上昇は、いくつかの国に多くの恩恵をもたらしたけれど、その他の国には、難しい試練を課ししました。それで、今市場が、将来のヨーロッパとユーロに関して懐疑的になっているのだと思います。ギリシャは、3000億ユーロで心配しているけれど、数カ国が検討している措置で救済できても、スペインは、イタリアは、誰が救ってくれるのでしょうか。
by Beppe Grillo 06:51 経済
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2010 2月19日
再び星をみるために
5つ星の運動 の政策を本 にして、今日イタリア中に配ります。
タイトルは、"「再び星を見るために、A rivedere le stelle 」(いかにして政党をなくし、イタリアを堕落のふちから救うか)"。選挙キャンペーンの本です。
迷っている人たち、誤った情報を知らされている人たちに、しっかり読んで聞かせてください。これは政策の本で、直接民主主義のためのマニュアルです。公衆の面前で、市議会で、朗読する手引きです。この数日は、州議会選挙のために署名集めを行い、選挙キャンペーンを行います。5つ星の運動は、ピエモンテ、カンパーニア、エミリア・ロマーニャ、ロンバルディア、ヴェネト、ウンブリアの6つの州と、いくつかの市で候補を出します。私たちは市長らに阻止され、マスコミに無視されていますが、人々は聞いてくれます。私の選挙活動と、政治家の活動の違いは、付添い人の質にあります。私のは一般市民で、彼らにつくのは、暴動阻止するための兵士たちとボディーガードです。
イタリアは、ジェットコースターのレールを走っています。恐ろしく横滑りし、どの方向へ進んだらいいのか、落ちるのかも、分かりません。このままでは第三次共和制も、長くは続かないでしょう。イタリア統一150周年が、イタリアの分裂の始まりの記念する日になるかも知れません。会計院によれば、賄賂は229%増加したとのことです。経済、雇用、工業生産、GDPのデータは常に悪化しています。
90年代の初め、第二次共和制の誕生を決定付ける二つの要素がありました。それは、ベルリンの壁崩壊と、経済不況です。マフィアは、マーニ・プリーテ(汚職摘発)からの生還者とともに再編成し、その20年後の今その仕事は、ほぼ完成したようです。足りないのはカンピドーリオ広場にクラクシの銅像だけだろうか。国は無くなってしまい、政党は消滅し、いっしょにビジネスをする、ビジネスグループになってしまいました。
本当の危険は、経済危機ではありません、国と社会の組織の破壊です。社会という言葉は、誰によっても発せられません。それを考える人も少なくなりました。仕事は、市場によって支えられ、祖国と国は、何の意味があるのでしょうか?どんな上位の価値をあらわすというのでしょうか?「イタリア」は意味のない言葉になり、必要な時に思想をつぶすものです。国を州政党、封建貴族または犯罪者の集まりにしてしまうのは一瞬です。もとに戻すのはほとんど不可能です。
この海に、穏やかに漂流するのは、簡単です。扉を閉じて、社会参加をせずに閉じこもる。今まで何度も抵抗して、何ら結果を得られなかった人にとっては、それが正当なのかもしれません。しかし、解決策ではありません。棄権や無関心は何も意味がありません。新しい世界が、私たちを待っています。光を見るためにドアを開けることで十分であるかもしれません。
一人一人が同じ重さをもつ。一人一人が貢献する。ダンテの地獄変、第34歌から
"Salimmo sù, el primo e io secondo,
tanto ch'i' vidi de le cose belle
che porta 'l ciel, per un pertugio tondo.
E quindi uscimmo a riveder le stelle."
Dante - Inferno - Canto XXXIV
by Beppe Grillo 17:56 5つ星の市
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2010 2月14日
(マフィアと国の)密約 - ニコラ・ビオンドのインタビュー
ニコロ・ビオンドのインタビュー、国とマフィアの密約 国の一部(どのくらいを一部というか)とマフィアの間の境界は、あいまいで、しばしば存在しない。第二次世界大戦の後、イタリアは、連合軍ではなくラッキー・ルチャーノの率いるアメリカのマフィアによってされたのではないか(おそらく、CIAとその両方だろうが)、と思えるくらいだ。ニコラ・ビオンドのインタビューは、驚くべきもので超現実的でもある。国の公的機関の信用とすべての規則が消滅しているゲームが浮かび上がってくる。ビオンド氏は、天国も煉獄もない地獄のような日を説明する。それは、悪者ではなく、一般の市民、裁判官、警察官、政治家、ジャーナリストを襲うのであって、国の保護を受けているマフィアに対してではない。
インタビュー
マフィアと国の協定
ニコラ・ビオンド、ウニタ紙に記事を書いているフリーランスのジャーナリストは、国営テレビRAIの特派員シグフリード・ラヌッチ氏との共著で「密約」チャンチミーノからデッルートリまで、国とマフィアの間の密約というタイトルの本を書きました。オリエンテという別名をもつルイジ・イラルドというあまり知られていない人物の話を語っています。
ベルナルド・プロヴェンツァーノとマフィアの和平
ルイジ・イラルドの話は、多くのミステリー、秘密を含み、ただし、今となってはそれはミステリーでも秘密でもないかもしれませんが、真実はそこにあり、それを語ることに意味があると思います。ルイジ・イラルドは、まず最初にマルチェッロ・デッルートリの名前を出し、間違いなくベルルスコーニの随行の者だといいます。・・・
国とマフィアの殺人事件
国とマフィアの間の話は、ただの密約だけではなく、殺人事件も含んでいます。多くの警察官が亡くなっています。イラルドは、殺された多くのイタリアの政治家たちの事件とシチリアで起こらなかった事件に秘密警察が重要な役割を持っていたことを語りました。
消えた建物
そしてルイジ・イラルドによれば、ダメリオ通りの、1992年の七月20日に、つまり、ボルセッリーノ検事とその警護警察官が殺害される24時間前に、建設を終えたばかりの建物は、マフィアの建設会社によって建てられたことが分かり、その容疑者の尋問が決まっていたということです。
ルイジ・イラルドは、裏切られ、殺され、彼の証言は、隠されました。証言を集めたミケーレ・リッチョ大将は、逮捕され、一連の出来事の後でやっと、イラルドの証言、ベルナルド・プロヴェンツァーノを取り逃がしたこと、それらの事実は、裁判所の法廷へ持ち込まれ、今日、国とマフィアとの間の秘密の協定が明るみにされようとしているのです。
by Beppe Grillo 08:22 情報
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2010 2月10日
イタリア人の外国移転

イタリアで起こっていることは、シュールである。イタリアの企業は生産拠点を中国、ルーマニア、ブルガリア、ポーランド、ブラジルに、政府のお墨付きで移動した。生産コストを落とし、小売値段を変えなかったことによって得た儲けはそっくり企業家の懐に入った。そして製品は外国で製造され、イタリアで企画されたものは、 "Made in Italy"のラベルをつけたままである。イタリアの会社の従業員は何十万人が解雇されたが、それだけではない。イタリア企業の外国進出の後は、在イタリアの多国籍企業の子会社の閉鎖で、数ヶ月前から、その数は増大している。 Alcoa,
Fiat, Yamaha, Motorola そして Nokia (引用はその一部にすぎない)、次の番は、Glaxoで、ヴェネト州で500人の従業員が解雇される。イタリア企業は外国へ工場を写し、外国企業は閉鎖する。次は、イタリア人の外国移転かもしれない。
by Beppe Grillo 22:32 経済
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2010 2月 6日
エウジェニオ・ベネタッツォのカオス・エコノミー
ギリシャは、財政赤字とGDP比で、緊急事態。赤字は増加し生産高は減少する。つまりギリシャはEUに対して、生存のためには、経済の主権の一部を譲渡しなければならない。今日の新聞はEU加盟国が困難に陥っていると、イタリアを引き合いに出さない記事を掲載していたが、PIGSは危ない4カ国の頭文字をとった、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインのことだが、イタリアがなくなってPGSと発音しにくくなっていた。イタリアは消えてしまい、ポルトガルはギリシャの次に危なく、GDPと赤字の比率が76,6%。イタリアが入っていたら、その値は115%であるのに。経済は、それぞれが勝手に好きなことを、少なくとも倒産までは、言える気ままな学問である。今日から、ブログは新しいゲストを迎えることになった。エウジェニオ・ベネタッツォの「カオス・エコノミー」
内容:
PIGSの財政赤字
ブログの読者の皆さん、こんにちは。株のオペレータで、経済評論家のエウジェニオ・ベネタッツィです。イタリアがこの先迎える経済、マクロ経済のシナリオについて、徹底的に見てみたいと思う。過去18ヶ月の間に起こったこと、そして経済を支援するために西洋諸国が行った援助については皆さんもよくご存知と思います。少し時間がたって、それによっても、何も変わらなかったことに気がつくのではないでしょうか?単に12-18ヶ月前の問題の解決を先送りしただけだということです。ということに。赤字事件は解決していない、赤字は隠されて、つまり単純に銀行または大企業のシステムによって移されただけで、その赤字は、今、共同体、つまり国に負担させられているということになる。
アルゼンチン
しばしば、過去との対比について、10年前のアルゼンチンとの比較の発言を聞くが、イタリアのケースとの類似性を考慮すると、イタリア、そしてヨーロッパのマイナスのシナリオが見えないわけでもない。,アルゼンチンの国が破産した時、GDPとの比率は、138%だった。イタリアはすでに120%を超え、少しずつその値に近づいている。アルゼンチンの赤字に関連した問題のほかに、アルゼンチンのシナリオに関連した懸念も忘れてはならない。赤字だけではなく、国の南米化である。
次のデフォーは?
国は財政的にみると、赤字の利子、年間820億ユーロで圧迫されている。そのうちの3分の2は中長期、3分の1は短期の赤字。
イタリアの脱工業化
今犠牲を払っているのは、工業生産の減少で、それは何よりも、極悪の産業的選択の結果である。イタリアでは、左派も右派も、脱工業化を徐々に進めてきた。 企業家や大企業に国内の工場を閉鎖させ、外国、EU圏外に工場を設立するのを援助したきたためである。
by Beppe Grillo 08:34 経済
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