2011 10月29日

ヴェルナッツァの洪水

ベッペグリッロ、ヴェルナッツァ訪問
(16:00)
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チンクエ・テッレのヴェルナッツァへ行って来た。道路は不通だったので、友人に送ってもらって船で向かった。海から見ると、その街の面影はなかった。海岸は消え、突然現れた泥とゴミの海岸があった。自動車は駐車場から吸い寄せられて、街の道路の反対側に移っていた。多くの家の一階は泥で埋まり、街の広場はなくなっていた。鉄道の駅のトンネルは完全に後ろの山から崩れた土砂で埋まっていた。人々は全員、道路に出て、スコップや箒で家の泥を履き出していた。犠牲者は3人。近くのモンテ・ロッソの状況はもっと悪いと言う。

この惨事の理由は、いろいろある。ヴェルナッツァには、他のリグーリア州の多くの地方と同様、
違法セメント建築はなかった。。それでも山は紙の城のように簡単に崩れ、土砂崩れが起こった。原因は激しい雨が、短時間に集中したため。一年分の降水量が数時間で降り、乾燥してやせた土地は崩れ落ちた。土地を放棄したためだ。まだ同じことが起こるだろうか。おそらく起こるだろう。地球は温暖化が進んでいる。洪水や土砂崩れはイタリアでも頻繁に起こるようになった。毎年、何十人もが犠牲になり、数十億ユーロの損害が出ている。しかしヴェルナッツァは復活するだろう。住民の目の中に見えた精神の力が新たなイタリアを作り出すだろうと確信する。


by Beppe Grillo 22:42 | コメント(11)
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2011 10月28日

公共大事業のための財政赤字

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毎日のように、イタリアの巨大な財政赤字について、話し合いが行われているが、そのなだれの雪は転がり落ちながら、年金、既得権利、雇用ポストをなぎ倒しながら、今後の1世代、2世代の未来を消し去っていっている。しかしこの負債が、クラクシ政権からベルルスコーニ政権までにたまった1兆9千億の負債が、「どのようにして」でき、何に使われたのかについて、まだ話し合われていない。そして何よりも誰がこの金を受け取ったのかについて。

裁判所は、高速列車に充当された予算は、マフィア、政治ロビー、大グループ企業にまわされたのだと説明した。しかし負債の責任は、年金、公務員、福祉だとされている。彼らがこのつけを払わされるのだ。年金は67歳で、解雇は自由、学校と病院への資金は削除される。一方、政党は無駄な事業で私達に負債を負わせる。ローマ、ナポリ間の高速列車、ヴァル・ディ・スーザの高速列車、ジェノヴァのグロンダ、ミラノのExpo。年金を削り、病院を閉める一方で、政党、産業連盟、マフィアが机上の計算をして、一つのケーキを三等分する。セメントの近代化や病院の建設は、ただイタリア人に借金させるためだけのアリバイにすぎない。

国の発展のために必要な、いわゆるインフラに、実際いくら財政赤字が必要だったのか。公共大事業のために、いくら財政赤字をこしらえたのか。もしこのような事業がなければ、財政赤字はまだ十分管理可能だったかもしれない。多分半分ですんだだろう。賄賂が財政赤字を作る、それは別に新しいことではない。しかしなぜ馬鹿な正直者が払わされるのだろう。EUと欧州銀行は、イタリアに、改革、つまり福祉財源の削除を求めているが、トリシェやバローゾがTAVの中止を求めたことはない。おかしい。勘定を払う前に、誰が私達の金で何を食べたのか、知りたい。可能なら、(私たちの)金を返してもらいたい。少なくとも残った分だけでも。

by Beppe Grillo 22:43 | コメント(0)
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2011 10月26日

微笑み


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サルコジ大統領の笑みは場違いだった。それは実はフランスの苦い債権にむけられたものだった。イタリアはやがてフランスを物笑いの種にするかもしれない。わが国の負債の力はフランスの銀行を破壊するかもしれないのだ。ミラージュ機どころではなく。

フランスの銀行はイタリアの国債3660億ドル分を所有している*。イタリアの負債のほかに、ギリシャの負債を539億、ポルトガルの負債を173億、スペインのそれを1180億、所有している。これらはすべて破産の危機にある国の国債で、15-50%市場価値は下がっている。PIGSの負債の大部分はフランスの銀行が所有し、それは約5735億**である。ヨーロッパの財政赤字の導火線は、あまり心配しているように見えないが、サルコジ大統領の手中にある。彼とその隣の二人は、まるで「彼のほうが私よりひどい」の映画のようではないか。どこの銀行システムも、このフランスの銀行ほどギリシャ、イタリアのデフォルト、ポルトガル、アイルランド、スペインの国債の価値低下にさらされているところはない。ギリシャが破綻したら、フランスの銀行にとっては大地震、イタリアが吹っ飛んだらフランスもその運命に続くだろう。だからギリシャは破綻できないし、破綻してはならない。特にフランスの銀行システムが破綻しないように、イタリアも破綻してはならない。

なぜフランスが他の国に比べて、多くの危険な国債を買ったのだろうか。唯一の返事は、財政赤字を介して他の国の主権の一部を手に入れようと考えたからだ、というものだ。そしてアリタリアやパルマラット、エネルギー、原発や軍備の輸出、リビアへのイタリア軍事介入参加のような、経済要件の選択を強いることを望んだからだ。問題は、フランスの国債への投資が、PIGSの5カ国すべてに及んでいることだ。サルコジ騎士のための5頭の負け馬。落馬の笑みは一瞬のものだ。

(*) フランスが所有するPIIGSの国債、正味価値

(**) 出典 The New York Times

by Beppe Grillo 16:25 | コメント(0)
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2011 10月23日

政治声明 n.48

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モリーゼの選挙は2013年の国政選挙のゲネプロのようなものだった。二人の候補者はまるでコピーしたようによく似ていてた。一人はもとフォルツァイタリア党が民主党候補で、PDLの候補者はまったくPDLの候補者で、同じ遺伝子と政策を持っている。数日前に次期首相候補にプロフーモを指名しようとしていたエンリコ・レッタ議員を思い出す? シンボルからベルルスコーニの名前を削除し、彼の代わりに執事のアルファーノが選挙キャンペーンをする。

Udc党は、PDとIdVと組んだピエモンテ州とは反対に、右派と連合を組んだ。何も変わらない。5つ星の市民運動は、20年間にわたって現状維持の二大与野党に対して、変化する。ジェッリの秘密結社P2の民主主義再生プランで予測された二大政党システムである。

政党によって決められるやりたい放題の政治。モリーゼでは、誰も中道左派は、イオリオの連続三期目に反対しなかった。それは違法行為である。しかしベルサーニPD党首は、黙っていた。エミリア・ロマーニャ州でも同じようにPD候補が3期続けて当選したからだ。法律では禁じられているが、政府と野党の間の分け前の分担は、法の上にあるのだろう。

ロンバルディア州知事フォルミゴーニは第4期目だが野党は何も言わない。モリーゼで5つ星の市民運動は5.6%の支持を得て、中道右派が勝った。ヴェネト州では5つ星の市民運動の支持率は多くの市で二桁に達し、レーガ党は伸びなかった。

5つ星の市民運動は、右派でも左派でもない、前進するのみ。国民投票で廃止されたはずの違法な選挙資金の国庫からの援助はうけず、出版の援助も受けない。来年、5つ星の市民運動は、市議会選挙、主要都市、ジェノヴァからターラント、パレルモまで その他中規模小規模の市でも参加する。そして再来年は国政選挙だ。

なぜ何年もの間政府が存在していないのだろうか、野党さえ存在していない。彼らの場所に政党が居座っているのだ。すでに政党は古いのに、イタリアは政党と共に滅びようとしない。政党は原発反対を訴え、水道の民営化反対した。彼らの声はどんどん大きくなる。


by Beppe Grillo 21:36 | コメント(0)
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2011 10月21日

ビン・ラーデンからガダフィまで、西洋の連合国の最後

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もう一人、西洋の連合者が死んだ。その名はガダフィ。彼の武力はイタリアによって訓練されていた。イスラムテロリストの追跡には米国の諜報部を援助した。ヨーロッパに石油を供給していた。彼は独裁者であったが友人でもあった。ナポリターノ大統領は、数か月前に彼と握手し、ベルルスコーニ首相は彼にキスまでしている。イタリアとは和平協定に署名している。自国の石油をヨーロッパにリビアの金を国際的な銀行組織に供給し、それらはリビアを称賛していた。リビアはフランス空軍によって、米国トマホークによって攻撃され 、数か月間爆撃が続いた。国連の合意の外のNATOの介入がなかったら、反政府グループは何もできなかったはずだ。誰が彼らに武器を与えたのだろう。42年前から独裁政権下の国では、キャベツの下にミトラ銃が生えてくるというのだろうか?

ガダフィーは、みじめに殺された。西洋諸国の評判を落とせたはずの裁判にもかけられずに。シルテから逃げていたところを、フランス国防相ジェラール・ログが報告したように、フランス空軍の攻撃にあい、ガダフィは、殺人者たちの手中に残され、彼らは足に発砲し、最後に頭に一撃を与えて殺害した。その遺体は道路を引きずられ、大きな獲物のように見世物にされた。ガダフィの元協力者、2011年の初めまで国内経済発展担当だったMahmud Jibrilが、暫定内閣の首相になり、「この瞬間を長い間待っていた。ガダフィは殺害された」と宣言した。この茶番劇の幕は下りた。リビアの石油は今や西洋諸国のものとなり、ガダフィの共犯者たちが、彼を引き継ぎ、元兵士らはガダフィを犠牲にした。

彼の前には、他の西洋諸国の連合者が同じ運命をたどった。ビン・ラーデンは長年にわたってCIAと関係があり、アメリカ人を対ソ連アフガン戦争で援助した。ムバラク大統領は、数十年間西洋諸国との強いつながりがあったが今は、死んだというより、ベッドに横になったままで裁判所に呼ばれている。サダム・フセイン は、長年西洋諸国によって武装され、イランとの戦争を行っていたが、大量破壊兵器を所有していると言い張るNATOがイラクを占領したあと、絞首刑になった。今友人たちがいなくなった後、誰が次の犠牲者になるのだろう。イランの大統領?イエメンの首相?シリアの大統領?ムラー・オマール元アフガニスタン大統領?北アフリカに平和がきた。ペルシャ湾にはまだ平和はない。

by Beppe Grillo 20:54 | コメント(1)
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2011 10月17日

ポンツィオ・ピラートの威厳

foto AFP/Borgia

ローマのデモがまったく違う風に終わったかもしれないと思うような頭のしっかりした人がいるだろうか?デモは、実は予想された通り、都市のゲリラたちによる破壊と、負傷者と警察との衝突が起こったのである。与野党政党の運動撲滅の目的は完璧に成功した。今は暴力者たちの刑罰を吹聴するだろう。異なる大陸の「憤慨した人たち」、5つ星の市民運動もそうだ。それをブラックブロックと呼びたいのならそう呼べばよい。しかし、今週ずっと火を起こそうとしていた人たちは、この混乱のさなか、どこにいたのだろう。責任を感じないのだろうか?実際は、昨日政府崩壊を祝うはずではなかったのか。しかし金曜日の政府信任投票で定足数に達してしまったため、政府は倒れず、デモ参加者のフラストレーションは、広場の暴力に変わってしまった。
かつては、トーニ・ネーグリやピペルノのような危険な先生がいたが、今はせいぜい危険な未経験者が、学生たち若者を先に送り込み、そそのかして自分たちは隠れている。なぜ新聞の報道局長や政党の事務長らはデモに参加しなかったのだろう。デスクや車の後ろにいる方がいいのだろう。議員たちは何度も議会に欠席し、政府信任投票が何度も行われ、ブンガブンガ、エスコートを取沙汰した後、野党から与党に議員を贈りつつ、結局政府を倒せなかった今となっては。
昨日のローマのデモに参加した若者たちには大変気の毒だが、彼らはうまく利用されたのだ。政党と何社かの新聞に特攻隊として扱われた。私は、暴力を命じられた警官がデモの中にひそかに入り込んでいたジェノヴァのG8と同じことが起こった(ただし起こりうるが)とは思わない。それよりも基準点を持たない世代の怒りが、新聞や政党によって、政府を倒すための最強要素として利用されたのだと思う。

by Beppe Grillo 11:24 | コメント(2)
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2011 10月14日

左派の呼吸

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イタリアで最も大気汚染のひどい街はトリノ。スモッグは年間47マイクログラム/立法メートル。それに次いでミラノは、44 マイクログラム/立法メートル。これが国際保健機構WHOの9月末の報告 である。その結果はいまや周知であるが、喉頭がん、肺がん、小児白血病、呼吸器疾患、心筋梗塞の原因になっている。
トリノとミラノにおける、住民の主な死因は大気汚染である。この街の建物はスモッグ色、一階は黒く上に行くにしたがって灰色のグラデーションになっている。ピサピア、ミラノ市長はこの問題を天才的なアイデアで対応した。市長に就任するとすぐ、公共交通手段の運賃を上げた。切符1ユーロから1,50に、実に50%値上がりした。 9月の1ヶ月で、購買枚数は昨年9月の730万枚から600万枚に減り、ひと月で100万枚減った。その代り自家用車を選んだのか。自動車の維持費はとにかく払わなければいけないのだから。公共機関の切符のコストの差はガソリン費だ。自動車の方が楽だということだろうか。
自動車通勤の増加で、大気汚染が増加、Pm10 の最高値まで上がった。今年の10月は暖かいので、暖房による大気汚染が原因ではない。ミラノでは日曜日に自動車使用を禁止し、市民は週末は外に出かけてしまった。スモッグの原因は乾燥と無風だという。死なないように雨乞いの踊りをしなければならない。その間、ピサピア市長は、運賃の値上げと市の予算でExpo 2015の建設に予算を投資した。市は運賃値上げによって9月の売上が160万ユーロ増加した。市は3200万ユーロを支払ってEXPO用地の管理会社Arexpo に参入した。公的交通機関は援助される。自動車の市内への通行料をとり、その外側に駐車場を作る。プレートナンバーの偶数と奇数で市に入る車を制限する。車を使う人がトラムに乗る人の切符代を払わなければならないことになる。そしてミラノでは、トラムの切符の値上がり分を払う人はEXPOのセメント化を促進することになる。

by Beppe Grillo 16:53 | コメント(0)
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2011 10月10日

超カーストの侵入

foto artsyt

映画「超体の侵入」 の中で、市民はエイリアンによって侵入をうけ、彼らが眠っているあいだに、すり替わる。大きなソラマメの中で、人間の原型の完璧な再生が行われて、次々に人間は排除されていく。イタリアの現在の喜劇で、私たちは「超カーストの侵入」に遭遇している。超カーストのエイリアンたちは、カーストの低能にとって代わる。それは緩やかで執念深い作業で、クレメンテ・マステッラの保護者、助言者であるディエゴ・デッラ・ヴァッレが並ぶ。マルチェガリアは、私たちが払う電気料金によって投資されるごみ焼却場とマッテイの外見で。すばらしい超体の、スイス人デ・ベネデッティは、豊かな過去と素晴らしいシステムの現在を十分利用した後で、未来への規則を命令する。このPD党員証第一号は、今自分の新聞社に公的資金援助を受ける男である。超体は我々の頭に透明と潔白を提案する。レプリカントは、ゲームを続け、古い特権を維持するために必要である。それらは違っているが同じである。
超体の特殊なカテゴリーは、ベンチの超体のそれである。絶対に出てこない、指ひとつ動かさない、数十年間特権ポストを享受し、いつも登場の準備をしている。プロフーモ、モンティ、モンテゼーモロ。個人の使命には無関係。政党は一方、巨大なソラマメを変化に使用している。物理の法則に反して、下からの動きを上から作り、今まで利用してきた法律に反対する無意味な国民投票を打ち出そうとしている。たとえば現行選挙法のような。そして反政治を攻撃する。超体は、ちょうど、とってかわられつつある体が、公的なリンパを糧にしているように。その命をつないでいるへその緒は私たちの税金だ。政党への資金援助10億ユーロ、間接的直接的な新聞への資金援助。議会の超体は、その年金をあきらめることは決してない。 超体の猛烈な効果は誰でも買収することである。もし明らかにそれが見えたら、まだ完全に変身していない超体がソラマメの中に見えたら、目を覚ませ!次の超体は、君たちかもしれない。ドン・シーガルの映画の最後にベンネル博士が言ったように、「彼らはすでにここにいる。君がその次だ、君がその次だ」

by Beppe Grillo 08:52 | コメント(0)
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2011 10月 6日

スティーブ・ジョブスを悼んで

スタンフォード大学の卒業生に対するスティーブ。ジョブスの講演
(14:35)
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朝目が覚めて聞く最初のニュースが誰かの死、ということがある。昨日スティーブ・ジョブスが亡くなった。だいぶ前から会っていないが時々思い出す友達が死んだような、そんな悲しい気持ち。彼さえも死を克服できなかったのだから、誰もできはしないだろうと考える。そして自分のもろさを感じる。10月のある朝、こんな気持ち。さよなら、ジョブス。


スタンフォード大学の新卒業生への講演、2005年6月12日

「ここで今日、世界で優秀な大学のひとつであるこの大学の卒業式に出席できるのは、私にとって大変光栄なことです。私は大学を出ていません。むしろ正直に言えば、これがもっとも卒業に近い私の経験かもしれません。今日は、私の人生について三つの話をしたいと思います。それだけです。大したことではありません。ただ、三つだけです。

点を結ぶ。

愛情と喪失について。

死について。


(イタリア語字幕付き)


by Beppe Grillo 18:41 | コメント(1)
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2011 10月 5日

ネットに対する戦い



おそらく決算のときが来たのだろう。政治家はネットを阻止しようとしている。それは政令などではできないので、制限したり、限界を決め、不明瞭にする法律を作るのだ。ウィキペディアの通知は、意見の自由を制限する重大な行為に対する反応である。アルファーノ法 は、ロド・アルファーノとしてしばらく前から有名であるが、それは情報の自由に対する戦争行為で、ファシスト法より何よりひどい。もしネットが閉鎖されたら、どんな対話も不可能になり、広場での話し合いのほかにその代替策はなくなるだろう。
意見を
このメールアドレスアルファーノ大臣に送ろう。

ウィキペディアの通知
この数時間のうちに、ウィキペディアのイタリア語版は、その存続が危ぶまれ、この数年間に有益だったサービスを提供し続けることができないかもしれません。読者が読みたいページは隠れて存在しているのですが、もうすぐそれが本当に消去させられるかもしれないのです。
過去10年間に、ウィキペディアは中立な意見や知識を知りたいという数百万人のネット利用者が
無料で自由に習慣的に利用できるものになりました。新しい巨大なマルチ言語の無料の百科事典です。今日、しかし残念なことに、このプロジェクト— 内容の中立、自由、信憑性 — ははいわゆる傍聴に関する法案29項によって妥協を強いられる恐れがあります。
この政令による改革案は、この数日議会で話し合われており、それによればすべてのウェブサイトは要請を受けたらその48時間以内に、イメージの損害を訴える者が求めるすべての内容の修正を強制されます。残念ながら、この内容の「損害」の評価は公正な第三者の判断に任されるのではなく、被害を受けたと推定される人の意見に一方的によっているのです。
したがって、この29項をもとに、誰でもブログや新聞、おそらくウィキペディアも、その内容に傷ついたと思う人は、その情報の信憑性に関わらず、内容の修正を求める権利を振りかざすことができるのです。
この数年間、ウィキペディアの利用者(ウィキペディアには編集者はいない)は、 いつでもその内容の修正について話し合い、修正することができ、わずかのケースで解決策が見つからなかった場合、ページ全体が削除されたのみでした。

この法律によって規定される訂正を掲載しなければならなくなると、ウィキペディアは自由と独立を制限されることになり、それを受け入れることはできません。このような制限は自由な百科事典の基礎を変えてしまいます。
もっと明確に言えば、誰も個人の名誉毀損などについては議論もしたくないですし、すでにイタリア人は名誉棄損を罰する刑法595条によってすでに守られているのです。
この通知で、読者に警告を発したいと思います。このような条件では、ネットの利用者は、単に問題を起こしたくないために、ある種の話題や人物について話しあうことを避けるようになるでしょう。
私たちはすべての人に開かれた自由な百科事典を維持していきたいと思います。私たちの声はあなたたちの声です。ウィキペディアはすでに中立であり、なぜそれを中立化しなければならないのでしょうか。


by Beppe Grillo 17:02 | コメント(1)
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2011 10月 4日

銀行支配

かつて議会があり、連邦政府があり、国とその将来について公的な討論がなされた。大して機能していなかったが、代表機関の国連もあった。これらすべては、記憶であり、民主主義的様相の灰で、過去の埃である。何も価値がなくなってしまった。他の組織は、人々にとって、WTO、BCE、IMFという神秘的なマークによって時代遅れになってしまった。私たちの運命は、彼らの手中にあるが、私たちはそれが誰によって操られているのか知らない。誰が目的を決めているのか知らない。誰も代表者を選んだわけでもないが、彼らに私達の生活は依存している。欧州中央銀行(BCE)は、政府に対して、脅しのレターを出すことができる。WTO は、自由経済で世界をむちゃくちゃにすることを決められる。 生産は多国籍企業がインドの子供か中国の労組のない権利のない労働者に任される。 何のグローバル競争について私達は話をしているのだろう。規則や権利が同等であれば競争は存在する。グローバルな搾取、産業化した先進諸国の給与の低下、前世代からの戦いで得た社会的、労組的成果の喪失について話したほうが正しいのではないか? いったい誰がすべてを決めたのか?WTOか。誰の名において?ギリシャはすぐにデフォルトにはならない。もし破綻したら、ギリシャの国債を有するフランスの銀行が倒産するから。 だから、まずその国有財産を売り、銀行を救済しなければならない。世界は銀行中心で社会政治についてはもう話題にもならない。EUはBCE、国連、WTOに取って代わられ、政府はIMFにとって代わられた。戦争自体が、リビア戦争で明らかになったように、もやは単に経済的目的しか持たず、もうイデオロギーや宗教、領土の戦争ではない。銀行は戦争に投資し、戦争が銀行に投資する。ホテルでは、身分証明書の代わりにクレジットカードを求められる。子供が生まれると、小児科医が決められる前に、財政赤字の分担分とともに納税番号が与えられる。政治家たちは、銀行家たちの給仕係で、私たちがその勘定を払うのだ。


by Beppe Grillo 16:53 | コメント(1)
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2011 10月 2日

ナポリターノ大統領と分離独立運動

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ナポリターノ大統領の演説は理解されるのではなく、解釈されなければならない。彼の訓戒は、しばしば不可解で、時期遅れである。ナポリの演説では、まったく明らかなことと共に、過小評価すべきできないことをを彼は言った。パダーニアは存在していない、それは本当だ。それはボッシも知っている。だがロンバルド・ヴェネト国は特別グロテスクではない実際に、過去にそれは存在し、ヴェネツィア共和国 は1000年にわたって存在したし、将来存在するかもしれない。ヴェネト州で分離独立を求める国民投票が行われれば大多数がそれに賛成するだろう。そうしたら?リビアで起こったように、全員賛成でヴェネトを爆撃するのか?またはヴァル・ディ・スーザで起こったように、マローニ内相は機動隊を派遣するだろうか?それが不可能なリアクションであることは明らかである。ヴェネトは、単純に自分の道を進む。脅迫を避けるには、今の政治家たちが、できるだけ早くいなくなることが必要である。この政治家たちは、本当に分離独立を扇動しているから。
「憲法と法律には、民主主義的な分離独立を許す余地はない」という。だが、だから何?各国の憲法と法律はバルカン半島の諸国のような流血の、またはチェコ共和国とスロヴァキアのような緩やかな分離が起こることを決して妨げはしない。分離をもたらす原因に、間に合って介入する必要があり、その結果を非難する必要はない。なぜこのような事にまで達してしまったのか。政治的責任は誰にあるのか。「1943-44年、イタリア共和国が誕生してまもなく、武装した分離独立主義者の組織に対して、フィノッキアーロ・アプリーレの拘禁でかなり厳しく介入することを躊躇しなかった」。 このような脅迫的な言葉はいったい誰に向けられたのか?偶然に出てきたのではないだろう。しかし私達は1943年ではないし、たとえば財政赤字が南チロルの自立を阻止できたとしても、それが起こったら、オーストリアに宣戦布告しなければならないのか?
「グローバル化の時代に、パダーニア国は、中国、インド、ブラジル、米国、ロシアと競合する世界シーン」を歩まなければならないだろう」。 従ってイタリア統一はグローバル化した世界において経済的に競争する目的がある、というのだろうか?それをレーニンが、またはマッツィーニが聞いたら、世界はナポリターノ大統領のとは反対の(中央集権主義の)方向とは逆へと進むだろう。国々は常に領土の管理を脱中心化し、法律の適用までもそうである。米国は例えば、世界の経済大国であるが、それぞれの州はそれぞれの法律を持っている。ある州は死刑があり、その隣の州はない。オランダはロンバルド・ヴェネトと大体同じ広さで、AAAの優良国として世界のシナリオで巧みに競争し、一方モンブランからパッセロ岬まで統一されたイタリアは、デフォルトに落ちつつある。
イタリア統一は、サヴォイア王家の軍隊による南イタリア占領の残虐な戦争で、百万人の犠牲者と百万人の移民を出した。正当な一国であるボルボン家の国庫は、トリノに移された。マフィアは統一後に成長した。なぜナポリターノ大統領はそのことを思い出させないのか?南イタリアの併合は、ブリガンティと呼ばれた愛国者の流血を伴った。それが歴史であり、おそらく本当に私達が前に進みたいと思うなら、その歴史を思い出すがいいだろう。

by Beppe Grillo 21:34 | コメント(0)
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