新しい囚人たち
善の軍
(3:35)
犯罪は減少したと、マローニ内相が以下のように明言している。
「この政府は、マフィア対策で最良の結果をだした、すべての犯罪は、窃盗、強盗も含めて、それぞれ18%、20%減少した。平均すると犯罪は14%減少した」。
一方、刑務所は、6万3700人の囚人でいっぱいになっており、アルファーノ法相は、「9月15日までに閣議へ刑務所計画を提出する予定」と述べた。
犯罪は減り、囚人は増えるとしたら、質問がある。「誰が刑務所に?」
マローニ内相の犯罪対策が効果を発揮しているなら、なぜ新しく刑務所を建設しなければならないのだろう。誰のために?犯罪が減っているなら、囚人も減るはずだろう?
それに対する返事は、個人的に悪と戦うことに忙しくしている、ベルルスコーニ首相から、発せられる。彼は、ダマスコへ向かう途中で雷に打たれた聖パウロのようだ。そしてキリストの代わりに、別荘でヴィットーリオ・マンガノにあったのだろう。
ベルルスコーニは、信じられない言葉を吐いた。「長期計画を実行し、決定的に悪の勢力、一般に広がっている犯罪だけでなく、組織犯罪に対しても、対抗していくつもりである」。
この悪の勢力とは何なのか? これから増えると予想される数十万人の失業労働者?コールセンター就職、派遣労働、移民しか見つからない学生たちが街でする運動?共犯政治家のおかげでマフィアの被害を受けざるをえない南イタリアの国民?
Meetup? ディ・ピエトロの仲間や、ゴメツやトラヴァリオのような月給をもらっていないジャーナリスト?このブログを中心とした「5つ星の市民運動」とその市議たち?ベルルスコーニと民主党の連合から、攻撃的だと言われたこの市民運動。多くて選べない。
首相は、内なる弱い声を聞いたほうがよいのではないか。「国家は、善の軍を配備して、国内の攻撃からも自己を守る仕事がある」 国内の攻撃?善の軍とは誰のこと?PDL党内にいる有罪確定議員のこと?デッルートリとプレヴィティ?司法界に対抗する従卒のゲディーニ議員、アルファーノ大臣、スキファーニ上院議長?
セヴァッジョは「これは政府が、断固行わなければならない仕事である。そしてこの必要性を、警察等の代表は、理解している」
ここで一般市民は、ひっかかってしまう。いったい正確には、 警察は何を理解しているのか。警察、カラビニエリ、軍隊のトップたちは、誰が内閣におり、その個人的な経歴を良く知っている。
何を理解しているというのだろう。
私は、少ししか、あるいはまったく理解しないことを、期待する。今秋、兵士を街頭に配置したところで、何も役に立たない。貧困は止まらない。イタリアは変化しつつある。
by Beppe Grillo 01:05 嘆きの壁
| コメント(1)
コメントする
| ブログに登録する
| 友達に送る | GrilloNews
|
View blog opinions






解説
> マローニ内相の犯罪対策が効果を発揮しているなら、
> なぜ新しく刑務所を建設しなければならないのだろう。
> 誰のために?犯罪が減っているなら、囚人も減るはずだろう?
犯罪数=犯人逮捕数ではない。
犯罪者の検挙率と逮捕率が上がっているから、という可能性もあると思います。
後半で主張したいことへの導入部だから、実際に「どうして犯罪数が減っているのに囚人は増えているのか」をグリッロさんは突き詰めて考えるつもりはないのでしょうけど、ちょっと中途半端です。
気になるのでイタリアでの犯罪数の低下(←マローニの主張どおりだとして)と囚人数の増加の関係については自分で調べてみようと思います。
。。。から出した。: mari b. |2009年8月19日 18:25