2010年6月28日
石油の地中海
ウィリアム・アラン・クルーズは自らの頭に発砲した。ルイジアナの漁船船長だった彼は、大西洋の底から流出し続ける原油のせいで仕事を失った。一方クラウディオ・スカイオーラ元大臣は姿を見せる頻度は減ったが元気である。彼らしい特徴あるインタビューはもう見れないが、相変わらず彼は無意識の自分の人生を生きているのである。ステファニア・プレスティジャコモ環境相は、時間があれば首都のおしゃれな通りでバッグや服のショッピングをしている。
スカイオーラとプレスティジャコモの大臣コンビは、この数年にイタリアで新しい95のボーリングの許可を与えた。71が陸地に、24が地中海に。私たちの海のボーリング面積はアブルッツォ州と同じ広さ、およそ1万1千平方キロである。石油会社はトレミティからシチリアの海岸まで、マルケ州やプーリア州の海岸から、エガディやパンテッレリーア島まで、イオニオからエルバ島のあたり、サルデニアのオリスタンまで、どこを掘ってもよい。イタリアの石油への、環境と観光の破壊への道のりはイタリアも含む世界の石油会社にとって耐え難い誘惑である。ほとんど黒い金を求める争いである。鉱山協会会長クラウディオ・スカルツィは「「投資とロイヤルティ、活気」をもたらす動きによって報われた初期の無秩序状態といってよいでしょう。」と説明する。私の知っているところでは、イタリアでは、事故の際に石油会社の責任は規定されていない。私たちの海岸の青い旗は、石油のように黒くなってしまうだろう。そして実際、そうなりつつあるのである。イタリアは、ヨーロッパの中で、海水浴が出来ない場所の数が一番多いのである。
チェルノブイリからメキシコ湾のBPプラットフォームの事故までのこの30年にイタリア人は変わった。原発事故の後は政治家も誰一人としてイタリアに原発建設を提案するなど、夢にも思わなかった。原発は国民投票で否決されたのだった。今日、石油で圧縮されているガスの巨大な地下爆発とそれによるアメリカ諸国全体の消滅といった予測のつかない結果を引き起こしかねない歴史最大の環境災害を前にして、スカイオーラとプレスティジャコモは地中海をボーリングし、イタリア人は、星のように、眺めているだけである。
。。。から出した。 Beppe Grillo 17:35 in エコロジー| 解説 (0)
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2010年6月26日
奴隷の民主主義
ベッペ・グリッロ インタビュー Sky TG24 2010年6月22日
リーダー?私はリーダーではありません。何も生まれない無のリーダーにはなりたくありません。改革の問題ではなく、ここで必要なのは革命です。革命は、それを口にするだけで恐ろしい言葉ですが、本当の革命、そこにいて、そして言葉が何なのか、何を作り出さなければならないのかを言う革命です。自動車を作ることはできません。これがすべてを組み入れる資本主義なのです。風力発電のプロペラ、地熱、太陽光パネル発電をしたい、そのときにそれを作るのはいつも同じ人たち。そのようなシステムは変えなければなりません。このような人々には退いてもらわなければなりません。
外から見たイタリアはどれほど信じがたいか。
アンドレア・ボニーニ:外国からイタリアはどのように見えるか、どれほどイタリアが他の欧州諸国に比べて進んでいるか遅れているかについて議論がなされています。それを実際に一般人、大臣、科学者、学者、専門職などに会って、検証してきた人がいます。最近ロンドンから戻られたベッペ・グリッロ氏です。主要都市をまわるヨーロッパ・ツアーで外国人に対して、イタリアについて語り、新たな発見をしてもらおうという企画です。マリーナ・ディ・ビッボーナから中継で、ベッペ・グリッロ氏が出演します。こんばんわ。イタリアのどんなイメージをこの外国ツアーで確認しましたか?
ベッペ・グリッロ:私はロンドン、パリ、ブリュッセルを回ってきました。イタリアのウィルスが伝染性なら、これらの国でも起こりうることを警告してきました。ロンドンで、皆に歓迎を受けました、BBC放送、オックスフォード大学、イタリアと大きな違いです。たとえばエネルギー大臣は素敵な女性でしたが、インタビューが終わった後、通訳にこう言いました。グリッロさんに、あと5分貴重なお時間をいただけるかどうか、聞いてみていただけないでしょうか、と。大臣がですよ。それで私はこう言いました。5分ではなく、最長で3分ですと。
FIATのレファレンダム、労働者への冒涜
アンドレア・ボニーニ:パンダ、FIATのポミリアーノ工場について話をしましょう。今日のテーマのひとつです。イタリアに戻りますと、テレビニュースの見出しに、レフェレンダムの結果が出ていました。ポミリアーノのこの再転換についてどう考えますか?特にイタリアにおけるFIATの投資について。
ベッペ・グリッロ:FIATについては数年間、私は関心を持って調べました。このレファレンダムは、イタリアから見ると卑しく、本当に活発な国であれば、決して労働者の権利がないまま働くか、それとも飢え死にするかを選ばせるような投票を許さなかったでしょう。つまりイタリアでそれが出来るということは、イタリアが死んだ国だということです。
政党への資金供与の詐欺
国民投票で、政治資金を政党に与えることについて国民の90%が反対しましたが、政治家たちは資金を「選挙費用の払い戻し」と呼び方を変えました。その金はイタリア国民に犠牲を求める政党が、イタリア国民からおよそ10億ユーロの資金を奪い取るのです。それについて興味深い二つのデータを示しておきたいと思います。
銀行に課税するのは正しいか。
アンドレア・ボニーニ:経済危機対策に貢献するため、銀行に課税するという仮定は、あなたが最初に、イタリアが銀行、巨大な金融機械を発明したと言われましたが、その原則と共有する流れでしょうか?
ベッペ・グリッロ:私たちが、国を破産させる銀行を発明し、銀行を救って、国を滅ぼす、これは形而上学です。もう経済ではありません。
経済について話をするとき、別のこと、わが国のGDPを話します。何の成長についてでしょうか?マルチェガリア産業連盟会長に聞きたい、「何の成長なのか?」と。・・・
パダーニアは存在するかしないか。
アンドレア・ボニーニ:最後に、今日のニュースで、ボッシとフィーニの間の激しい論争ですが、パダーニアは存在するのでしょうかそれとも存在しないのでしょうか。このことについて話をするのは問題でしょうか?
ベッペ・グリッロ:これは文化的な問題で大変深刻です。私が言える事かどうかわかりませんが。ぼんやりしているフィーニがやっと15年目にして、パダーニアは存在しないことに気づき、そして電気技師のボッシが、いや存在する、私が作ったから・・・と返事をする。
ボッシが言う前から存在していたのか、それともボッシのたわごとの後にできたのか。それが問題で、今日のニュースが話しているほどの重大さを与えられているということは、簡単に解決できないということでしょう。
アンドレア・ボニーニ:あなたの話は大変明快です。今晩は出演ありがとうございました。
ベッペ・グリッロ: あなたは唯一、SKYのジャーナリストの中で私を我慢強く聞いてくれる人です!その他のすばらしいSKYの皆さんにも挨拶をしたいですが。
アンドレア・ボニーニ:残念ですが、時間が押しています。ありがとうございました。ベッペ・グリッロさん。
ベッペ・グリッロ:みなさん、おやすみなさい。
。。。から出した。 Beppe Grillo 17:31 in 情報| 解説 (0)
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2010年6月25日
スキファーニは虫ではない

上院議長レナート・スキファーニは16000ユーロの損害賠償を受け取った。
マルコ・トラヴァリオが「かつて、デ・ガスペリ、エイナウディ、デ・ニコラ、メルザゴラ、パッリ、ペルティニ、ネンニ・・・らがいた。この人物たちの列をみて、最後にスキファーニの名前がある。この後に続くのは誰だろう、と疑問に思う。この後にはかびしかないのではないか、たぶん生命の形としてはミミズか、カビからはペニシリンが取れるので、その例は間違っている・・・」という文章を書いたためである。
裁判官は、「この記述がスキファーニ氏をさしているのは明らかである」と説明し、トラヴァリオは「ミミズは地面を這う、土を飲み込み有機組織を消化しつ。そのため地中の換気と腐植土の生成に大変重要な役割を果たしている」と書いたことだけ、マフィアとの関係を指摘したことについてではなく、この発言だけで有罪となった。
このような司法的な判断の後で、どんな気持ちがするだろうか。判決は明らかである。スキファーニはミミズより価値がある。しかしスキファーニはどんな役割を果たしているのだろう。確信をもって言えるのは、彼よりもミミズの方が有益だということだ。証明するために裁判所に土を持っていってもよい。もしミミズ保護協会が存在するなら、こう質問するだろう、トラヴァリオに対して、スキファーニと比較された名誉毀損で訴えると。トラヴァリオは、ミミズに対して損害賠償を払うために、一日に一冊の本を書かなければならないだろう(大体今と同じように)。スキファーニは虫ではない、その第一の理由は、虫はスキファーニが思いもよらない環形動物としての品格を持っている、第二の理由は、この土の虫たちは、決して、5万人の国民が署名した法案「清潔な議会」の提案の上院での審議を注意深く避けようとはしない。ただ、スキファーニがスキファーニだとしたら、彼の名誉を毀損したと考えられるだろう。しかし虫ではない、それはほめ言葉であり、まったく適切でない。 虫たちよ、万歳!
。。。から出した。 Beppe Grillo 13:00 in 嘆きの壁| 解説 (0)
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2010年6月22日
孤独の時代
隕石が地球に衝突し、もっとも激しかったのは、ユカタン半島に落ちたもので、そのために恐竜が絶滅した。地球上の第5番目の種の絶滅は中生代の終わりに起こったが、その後、650万の人類からなる隕石が今度は、第6番目に壮大な絶滅を引き起こそうとしている。それは孤独を愛する大食いの種であり、人口のエコシステムの中で生活している。彼らにとってその他の種は余分であり、しばしば邪魔である。他の種の運命には興味がない。人間がもたらした気候の変化は、2050年までに動植物のうちの4分の1を消滅させると言われている。日に日に、「大量の種の絶滅」が起こっている。1973 年以来、マレーシアでは266種類の淡水魚が絶滅した。グアム島では鳥が、ヴィクトリア湖では50種の、米国では7種の鳥が絶滅した、アラル海では38種の哺乳類動物、159種の鳥が絶滅した。人類は淡水の蓄えを使い果たそうとしている。それは全地球のわずか2.5%にすぎないが、そこには1万種の淡水魚(全体で2万5千種)と5473種類の両生類が生息している。5万キロメートルに相当する中国の水の流れで80% の魚が消え、35%のカエル、ヒキガエル、サンショウウオが絶滅の危機に瀕している。この数年で34が消滅し、113が行方不明である。
地球の歴史上、いくつかの種の絶滅は、常に起こったことであるが、しかし15万年前の人類誕生以来、生物学的カタストロフィーは起こらなかった。 ホモサピエンスが登場してから、種の絶滅のスピードは100倍加速した。そしてさらにエコシステム全体の消滅が原因で、多くの種の絶滅のスピードが増していく。
君たちを驚かせただろうか。私も実は驚いているのだ。今居間のアリをそっとつまんで、外の芝生の上に置いたところだ。同じように、窓のガラスにとまった小さな虫にも、すぐに窓をあけて放してやった。地球上で唯一生き残った種にはなりたくないから。孤独は好きではないから。
(*) Eward O. Wilsonの「創造」から引用。
。。。から出した。 Beppe Grillo 12:59 in 経済| 解説 (0)
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2010年6月20日
資本礼賛
過去の数世紀の経済は奴隷を移動させていたが、現代の経済は資本を移動させる。時代で奴隷と資本を変えても、プロセスは変わらない。つまり資本の集中は、奴隷の増加とともに増加する。「1451年から1870年までの間に、900万人以上の奴隷が大西洋を横断して連れてこられた。もう100万人は、移動中に死亡した。一方計り知れない人数が、奴隷の捕獲から乗船までの間に死亡した。ヨーロッパの砂糖への欲望は人身売買の主要な誘因だった。」(*)l奴隷はサトウキビを栽培し、ヨーロッパへ輸出していた。
今日、資本は、安い奴隷を探し、安い人件費を探しに、社会保障のない世界のどこかの場所へ行く。グローバル経済は、国を変態させて変化させる。 イタリア、スペイン、またはカナダのような生産国の国民は、消費する国の国民になる。資本は利益がでる場所へ移動する。工場は、権利のすくない生産者のいる場所へ移る。運がよければ人権のない奴隷の国へ移る。消費国民は、よって失業者となり、契約社員となり、奴隷のような賃金では働きたくないやつらだと批判される。もしストライキをしたら、グローバリゼーションの時代に、前代未聞な(そして無意味な) ことに、ワールドカップサッカーを見たかったのだろうと非難される。気づかないうちに、消費国の国民は、奴隷民になってしまう。もし仕事を確保したいなら、資本の法則は明確だ。他の奴隷と競争しなければならない。権利、年金、退職金、安全性をあきらめるなら、雇用を確保できるだろう。
資本礼賛は、グローバル奴隷状態へ世界をならしていく。奴隷がある場所で、またはなければそれを作って、利用する。資本を保有している人がどんどん豊かになり、世界の搾取されている人々はますます貧しくなる。資本は進化した。国から自由になり、国を作るか、国を腐敗させ、その実業家ー政治家を選出させる。現代の国は資本によって成り立ち、幾分かの砂糖で奴隷を発展させる。(*) John Readerの「アフリカ」から引用
。。。から出した。 Beppe Grillo 12:57 in 経済| 解説 (0)
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2010年6月19日
偽善についての書簡

イポクリジア(偽善)はギリシャ語源で偽装、虚偽を意味する。ypokritès(イポクリテス)は俳優、イポクリジアは劇中の主人公を演じることを意味していた。イポクリジア(偽善)の才能は政治家には生得のものであり、政治家はひとつのことを主張し、それと正反対の行動をする。驚くべきことは、それが私たちの目の前で繰り広げられているということで、その結果、余波を受けることがないということである。その神秘については、問いただす必要がある。誰の、たとえばスタンカ氏のように議員としての給料とExpo 2015の管理責任者の給料の両方を受け取っている人が、何について免責特権を享受できるのか、あるいは議会に不規則に現れて、わずか2年半で年金受給資格が得られるのか、70歳まで上限があるのか、または他の国では公共機関を使うのにイタリアでは議員たちは60万台の公用車を使っているのか。返事は、おそらくイタリア人は偽善者を愛しているから、尊敬しているから、というものだろう。
徳の高い態度を他人に強い、それと反対のことをし、それで報いられるのは簡単なことではない。それは魔法使いである。みんながどうやったらできるのか知りたいだろう。県を廃止しようといいながら、県選挙に参加し、あるいは国民投票で廃止が決まったにもかかわらず選挙資金の予算を党が10億ユーロも受け取りつつ国民に犠牲を払うように要請する、そんな偽善者の顔は賞賛に値する。 政治家は単に役者にすぎないのに、国民はそれを信じる。刑務所はマリワナを使った人でいっぱいだが、その法律を作ったのは、コカイン中毒で元気な議員がいっぱいの国会である。
まじめに税金を払う人に税務署の査察があり、脱税者は5%だけの罰金で許される、偽善的に、いわゆる「税務の盾」と呼ばれる。偽善はスタイルであり、言語であり、用語である。偽善の言葉は仰々しいが、正しくレトリックであり、厳しい。偽善者はいつも、イタリア統一を祝う言葉を見つけることができる。 イタリア語の同じ辞書は、反対語辞典としても解釈できる。偽善の力は、集団催眠、魔法、理性の放棄から生まれる。
それなのに、この権力は存在し、われわれの間で機能している。私たちのおかげで、私たちの上に。(偽善的に)マフィアと戦い、マフィアのペンティート、スパトゥッツァをマフィアの復讐にさらす。憲法を勝手に解釈し、それを変えたがる。聖アウグストゥスは「愛し、したいことをやりなさい」と言ったが、イタリア人バージョンでは、「偽善者になりなさい、そしてしたいことをやりなさい」だ。全員ではなく、それが出来る人だけ。なぞはなおも続き「なぜ、彼らだけが出来るのか?」
。。。から出した。 Beppe Grillo 12:27 in 嘆きの壁| 解説 (0)
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2010年6月17日
サンサとプレーヴェへのインタビュー
セメントでイタリアを壊してしまう政党イタリアはアマゾンのように消滅し始めている。毎週のように何ヘクタールもの緑がセメントに変わっている。草原はもう草原でなくなり、ビジネスになってしまっている。毎日クレーンが出現し、住人のいない住宅が次々に建設されている。何の必要もない住民のいない住宅地。セメントは観光を廃れさせ、労働ポストを奪うだけである。セメントは不動産投資をするマフィアの汚れた金のリサイクルに使われる。ミラノには新しい高層ビルが建つ一方で、市内の三分の一の不動産は借り手を捜している。EXPO2015はセメントで固められるだろう。セメントは食べられないが、政治家、地方行政機関と犯罪組織はセメントで儲ける。イタリアはセメントで埋め尽くされる。ポンペイが溶岩で埋め尽くされたようにセメントで埋め尽くされるイタリアは、同情と怒りを生む。市町村は不必要な建物の建築を禁止すべきである。場合によっては使われていない不動産の修理を調べるべきである。新しい産業を興す必要がある。使われていない無人の不動産を壊す産業を。公的資金で私たちの市長たちは、社会的な目的以外の建物をもうこれ以上建設すべきではない。関係者は聞いてほしい、建設はもうビジネスではない、代替エネルギーと観光に投資すべきだ。
サンサとプレーヴェへのインタビュー
サンサ:私はファット・クオティディアーノ紙のジャーナリストのフェッルッチョ。サンサです。レプッブリカ紙のマルコ・プレーヴェとともに、コリエレ紙のアンドレア・ガルバルディ、ファットのアントニオ・マッサーリ、スタンパ紙のジュゼッペ・サルヴァジュリオ、他のジャーナリストたちと共著で、「コラータ」というタイトルの本を出しました。この本でイタリアがセメントで破壊される危険性を紹介しています。
本の執筆には1年かかりました。5人で共同の仕事は長く、つらいものでした。セメントで固められてしまったら、将来もこのままになってしまうのです。今すべきことは、どちらを支持するかということです。セメントに賛成するか反対するか。
建設の必要があると言うのを聞いて、それを信じてはいけません。それは本当ではないからです。イタリアの建設業界は、単に強者、経済、金融分野の権力者、政治家のためだけのもので、中道左派であろうと、中道右派であろうと、同じことです。
イタリア中を旅して周り、環境の悪化を目の当たりにしました。しかしその前に社会と政治の腐敗があります。州から州へとめぐって、それぞれの問題を語り、しかし希望を与える本にもしたかったのです。
Mしかし、サルデニア島のカリアリの近くにフェニキア時代の大きな古墳遺跡地帯がありますが、その周りにも住宅を建設したがっていたのです。で、まだ係争は続いています。そのような遺跡があるということを、イタリアを訪れる数十万人の観光客のうちで、知っている人は少ないでしょう。私たち国民でさえよく知らないのです。そのような偉大なものを持っていながら、私たちには何ができるでしょうか?過去の時代の人たちが眠っている古墳のそばに家を建てるとは、死者への尊敬もあったものではありません。・・・・
。。。から出した。 Beppe Grillo 12:25 in エコロジー| 解説 (0)
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2010年6月14日
どうしたらいい?
さるぐつわの法律は、悲劇であると同時に喜劇的でもある。悲劇的というわけは、法律で情報の消失を承認するからで、喜劇的というのは、イタリアでは情報はすでに思い出せないほど昔から消失しているからである。この法律は、事実上、良い思いをしているパラクーリたちが居心地が悪くなっているということを反映している。彼らは沈黙のうちに、情報を伝えないようにしようとしているのである。独裁というのは、私たちはだいぶ前から、二党制による独裁の下で生きている。情報戦争の陽気な機械は、自由を尊重することなく、誰にも気兼ねすることなく、作動した。
2年前、私は「情報の自由と自由国家」と題した国民投票をオーガナイズし、3つ提案をした。ひとつはただ一人の手中にテレビ管理を認可するガスパッリ法の廃止だ。私と200万人の人が2008年4月25日その企画に参加し、署名をしたが、マスコミ新聞はいつまでもからかい続けた。ラ・レプッブリカ紙は一面に論説を載せ、コリエレ紙はVdayよりも デッルートリのインタビューに多く紙面を割いた。スタンパ紙は、サンカルロ広場の私の顔写真を載せて、まるで広場には人がいないような写真だったが、実は15万人の人が集まっていたのである。テレビは、もっと地味に、このイベントを全く無視した。産業連盟、労組、政党、みなが反対していた。今広場でさまざまな色の旗を掲げる人たちは当時、誰もこの法律を変えるために努力しなかった。国民が広場に集まったとき、彼らは国民を捨ててしまったのだ。ダレーマは、首相だったとき、あの法律(1999年12月23日付け第488号第27条)でベルルスコーニにテレビ局をプレゼントした。PD党は協力する党であり、独裁者に協力しているのだ。この政府、この議会、これらの政党から抜け出さなければ、新たな出発はできない。
どうしたらいいだろうか?もし一人ひとりが同じ重さを持ち、各人が市民的に反抗し、その責任を取るとしたら?私がまず最初にやろう。イタリアに、イタリアのサーバーのサイトから、情報を発信し続けよう。もし一人ひとりが同じ重さなら、何も変わらないからといって、
すべてが変わってしまうのを見逃すことはできない。
第一次共和制から第二次共和制への変遷は、古い権力が継続しつつ新しい顔ぶれで行われたが、これは重大なリスクであり、歴史は繰り返し、 白く塗られた墓か偽の野党が国を自分のものにする。 唯一の基準点は国民であるべきである。だれもそれを代表する正当性を持たない。経済危機が福祉国家を破壊するこの時期に、政党も、10億ユーロの選挙費用予算をあきらめて国庫に返済するほどの尊厳や品格を持たず、議員年数二年半で年金を受け取る資格を持てることを許している。みなが共犯者である。国から公的予算を受け取っている新聞、国の痛く代理店のような産業連盟。労組は、まるで星のように、遠くから眺めるだけ。独裁がはっきりした時、誰もそれを否定できない。このさるぐつわの法律は、よいニュースである。ある意味では偉大な真実の作戦である。
。。。から出した。 Beppe Grillo 12:24 in 政治| 解説 (0)
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2010年6月13日
第二次共和国の黒い手帳
さるぐつわの法律のもとでは"「黒い手帳(L'Agenda Nera)」 の本は出版できなかっただろう。これは第二次イタリア共和国の発足に関して情報を得る最後のチャンスだ。ファルコーネ判事とボルセッリーノ判事が流した血から生まれた第二次イタリア共和国に、私たちは15年前から、宙づりされたまま、生きている。イタリア人はシニズムも、失ってしまうだろう。なぜなら、国の大部分が何も知らず、しばしば何も知りたがらず、一方多くの政治家、企業家、ジャーナリストは多くのこと、ほとんどすべてを知り、彼らは饗宴を繰り返すかまたは単に生き延びるために沈黙を守っているというのが真実だからだ。モンテゼーモロもモンティも、マルチェガリア産業連盟会長、カジーニ元下院議長、ダレーマ元首相、フィーニ下院議長、デ・ボルトリ局長、ガッリ・デッラ・ロッジャまたはロマーノはいつも背後で、その場を飾っているだけである。さるぐつわの法律はダメリオ通りの惨事から生まれた、しかし法律は必要ではない、イタリア人は自分で自分にさるぐつわををつけた。
ジュゼッペ・ロ・ビアンコとサンドラ・リッツアのインタビュー
12年間にわたるニュースの報道管制
ブログ:パオロ・ボルセッリーノの赤い手帳から3年後、手帳の色は黒に変わり、謎はさらに密度を増し、またしてもショッキングであるかもしれない真実を隠そうとしています。・・・
サンドラ・リッツァ:「黒い手帳」は「赤い手帳」の一種の続編であり、「赤い手帳」の結論部分から始まります。・・・
政治的マフィア的成長のための爆弾
ブログ:スカランティーノにえさを与えた人は、それほどに重要な事柄を隠すのが目的で、そうしたのでしょうか?どのようにして、自由をあきらめるよう説得できたのでしょうか?
リッツァ:私たちはもちろん捜査の仮説をよく考えなければなりません、それは二つあります。1)警察の追及をそらすことは、善意で作成されたことであり、つまり、制度的に大変混乱しているときには、警察官は、世論と司法官のために、犯人を早急に捕まえる必要性があったという意味です。・・・
イタリア式トルーマン・ショー
ブログ:世論はいかに、第一審判決によればマフィアとつながっている人物の親友が首相であるかもしれないという仮設、疑いを抱くことができるでしょうか?そして経済界に断固として対抗しないのでしょうか。いかにして12年間、6000万人の国民の世論をポジティブに保ってくることができたのでしょうか?
・・・
。。。から出した。 Beppe Grillo 12:20 in 情報| 解説 (0)
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2010年6月11日
利益を目的とした政党
政党は国民に犠牲を求めるが、誰も政党に対して犠牲を求めなかった。政党が君のために何をしてくれるかを問うのではなく、君の税金で政党に君が何を与えることが出来るのかを問うのである。政治は売り上げ高の増加を継続している唯一の生産不可能分野である。1993年、政党に対する政治資金は国民投票で90,3%の賛成で廃止されたが、政党は資金なしで運営できるだろうか?
議会を占める優位を享受する政党は、国民投票から身を守るために、長年にわたって法律を制定してきた。政治資金予算という項目の名前はもっとエレガントな「償還」という名前に変えられて国民の注意をそらせた。1999年、法律第157/1999号 は下院、上院、欧州議会、州議会の選挙基金制を導入した。上下両院を合わせて年毎に、193,713,000ユーロを任期期間中に分配する。任期切れ前に解散総選挙になった場合は、その償還は中断される。
しかし政党の経費は一般人には計り知れないものがあり、2002年法律第156/2002号 で 賞金は468,853,675
ユーロにまでのぼり、さらに償還を受けるために必要な定足数を4%から1%減らした。しかしまだそこでは終わらない。
2006年の法律第51/2006号で、解散総選挙の場合に二回償還制を導入した。つまり途中で解散しても任期の5年間毎年適用され、次の任期中の償還に累積される。2008年の国政選挙で、PDL(自由党)は、206.518.945 ユーロ、PD(民主党)は180.418.043ユーロ、レーガ党は 41.384.550 ユーロを予算から受け取った。その他の小さな党から(償還は、2006年の選挙の残高、つまり約半分を繰り越している)奪ったのである。政党のコストは、当選者への給料等を除いて、現行任期分、過去の欧州議会選挙、州議会選挙も含めると、総計10億ユーロにも達する。
一方私たちの市民運動、MoVimento 5 Stelle は州議会選挙に参加し、5つの州で合計500.000 票を獲得した。しかしこの選挙にかかった経費は40.000 ユーロ、一票あたりのコストは0,08 euroであった。そして選挙費用償還の1.700.000 ユーロを「拒否」した。このようにして、国民から金を受け取らず、政治が出来ることを証明した。利益を目的とした政党は、国民に犠牲を要請する前に、選挙費用の償還をあきらめるべきである。
。。。から出した。 Beppe Grillo 12:18 in 情報| 解説 (0)
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2010年6月 8日
70歳で年金受給

イタリアには2つの階層がある。老人のと若者の階層である。前者は政府をにぎり、年金を受け、退職金をもらった。水の澄んだ川、自由な砂浜、犯罪の少ない、今ではほとんどなくなってしまったイタリアを享受した人たち。老人たちは未来を自分の過去にすでに有した人たちである。職業的成功の望みを抱き、そして多くの人が成功した、正規雇用で労働の安全性も確保されていた。今の老人たちは、イタルテル、テレコム、オリベッティなどのような大企業を選ぶこともできた。アパートを買うこともできたし、ラッキーな人は別荘も買えた。
老人たちは子供たちを勉強させたが、それは無駄だった。不定期就労者になっただけで、今は環境も悪く、公共水もない。一人当たり3万ユーロの借金をし (臨時雇い人の3-4年の給料)、老人たちは、次の世代を犠牲にして、自分たちの生活を享受した。それは彼らが権力を保持しているから出来たし、今後もそれを保持し続けるだろう。イタリアの大統領と首相は西洋諸国の大統領と首相の中で最高齢者である。
イタリアには、1700万人の年金受給者がいる。彼らの多くは、受け取っている年金よりも少ない額しか負担しなかった。数百万人が50-55歳で退職し年金を受け取っている。ベイビーと呼ばれた15-20年間しか年金の支払いをしなかった人や、2年半の任期で年金受給資格が得られる国会議員や、年金を2つ、3つと受けて合計月1万ユーロを越える人や、給料と年金を両方もらっている人たち。このような特権や、深刻な社会的不公正の中で、今の若い人たちの年金受給年齢は、70歳と決めるのだから、実際今のこの若い人たちが年金をもらうことはないだろう。そんなことは絶対に賛成できない。
もし年金改革を進めなければならないなら、個々人が何かをしなければならないか、誰も何もしないかである。 なぜ、若者が自分の仕事で、利益を得ているのは老人だけというような国の福祉を維持しなければならないのだろうか。20歳の若者が2010年に働き始めたら、年金生活に入るのは2060年。今から考えるとそれは遠い未来である。なぜ若者が、たとえば、シチリアのごみ局の元会長のフェリーチェ・クロスタの、一日1369 ユーロの年金を負担しなければならないのであろうか。
60歳で年金受給できる、受給年齢の引き上げは、現在の年金のための公の資金を無駄に使ったのが原因である。時間を引き延ばした将来の年金のためではない。先に現在の年金について話し合った方がよい。そして次に将来の年金について話し合おう。
一人当たりの年金受給金額に上限を設けよう。たとえば2500ユーロ。または複数の年金を受け取ることを禁止しよう。議員の年金の遡及効果を廃止しよう。特に、実際に支払った積立金に見合った金額を受け取ることにしよう。なぜなら数十億ユーロの差で、今の若い人たちが年金を受け取れなくなるかもしれないから。若い人には、退職金も、もしかしたら仕事もなくなるかもしれない。犠牲は年齢ではなく、戸籍は特権ではない。
。。。から出した。 Beppe Grillo 15:27 in 情報| 解説 (0)
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2010年6月 5日
パラクーロの法則
ピーターの法によれば、「階層組織の構成員はやがて最高の地位まで達し、その後さらに昇進し、限界点に達すると、無能になる」と説明している。イタリアではこの法則は、これほどまでに明白であるので、証明の必要はない。官僚、大臣、新聞社局長、取締役社長、政党書記長らは、最高のレベルに達した無能の生き証人である。しかしイタリア人は、他の血統を抑圧したその歴史が示すように、信じられないような能力をもっている。だからピーターの法則を越えて、それ以上のところまで到達している。他の国民と異なり、イタリア人は常に不適当なポストを占めるところまで達することを知り、そしてそれを維持し、子供に継がせるための完璧な方法(パラクーロ)を知っているのである。
パラクーロの法則は、ピーターの法則の結果から生まれ、「イタリア人は自分の職を維持するために、逆のことをする傾向がある」ことを説明している。ジャーナリストは、自分が書き続けるために、情報を伝えない。大学の権威者は、研究を奨励せず、自分の子孫のポストを奪う可能性のある若い才能を奨励しない。マフィア対策委員会はマフィアについて話し合わない。公正取引委員会はなんら権限をもたない。株取引監査委員会(CONSOB)は株式市場での利権抗争に関して介入しない。共和国大統領は憲法を尊重しない(アルファーノ裁定を見ればわかる)。
上院議長スキファーニは、「清潔な議会」法案を請願する35万人の署名を無視し、議会で審議をしない。 消防は、大地震警報を市民に知らせない。テレコムはインターネット接続の開発を行わない。産業連盟はわが国の産業を他国へ移転する。法務大臣は不正を奨励する法律を作る。ヴェロネージ(癌の専門家)は発がん性のあるごみ焼却場のスポンサーになっている。税務署は脱税者を称える。まるで、良識に従った、さかさまの世界のようだ。これは生存がかかった問題であって、悪気があるわけでも、悪意や、過度の無能ではないのである。
仕事のポストはイタリアでは神聖なものである。生まれたときからポストがあるのは恵まれている。時として、自分の職業能力を発揮する人は、ポストを失うばかりか命も失いかねない。ファルコーネやボルセッリーノ検事のように。ポストを維持するイタリア人は、通常家族も維持する。なぜ大切な家族と得なポストを失うようなリスクを犯せようか。もし無能な人が恐喝可能であれば、もっと無能な人がキャリアを積むことができる。もし無能な人が、パラクーロのエキスパートであれば、そして恐喝可能であれば、首相のキャリアまで渇望することができるのだ。
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2010年6月 3日
トレモンティ for dummies
トレモンティは、自身の運命と必要性によって私たちの間に生きている。しかしその場所は彼にとって生きやすい場所ではないことはすぐにわかる。彼を取り巻いている人々の程度の低さ、自分をわかってもらえないことに苦しんでいる。彼の代弁者は、今回は、コリエレ・デッラ・セーラ紙のジャーナリストであり、トレモンティの思想が2ページにわたって掲載された
土地測量技師としてのトレモンティ「私たちの歴史を四象限に分け・・・、紙上に縦横の二本の線を引き、横軸は、突然広がってしまった空間であり、縦軸は歴史上初めて現実の経済に対する机上の経済の優越を示し・・・」
トレモンティ、ノー・グローバル「グロバリーゼーションが、突然に商品、労働者、資本を出現させ、それを移動させて、バランスのとれた発展が起こると考えることは幻想である」
難解なトレモンティ、「マーケットに、オーバー・ザ・カウンターは2008年以前と同じ値にもどった」
銀河的なトレモンティ、「3部作の形態の、所有、完全性、透明性、で連結された表明。これが2009年にイタリア政府によって提案されたグローバル・リーガル・スタンダードの基本の核である。」
経済学者としてのトレモンティ、「危機が私たちを襲ったのは、ヨーロッパがグローバリゼーションに入ったのではなく、グローバリゼーションがヨーロッパに入ってきたからである」
ハムレット的トレモンティ「本当の成長か、それとも成長ではないか?」
相対主義者としてのトレモンティ、「危機のインスタントな時間は政治構築の時間に沿って反対に進んだ」
哲学者としてのトレモンティ、「簡素化のメタファーは解けることがない、むしろ刀の一発で断ち切る」
思想家としてのトレモンティ、「忠実さは道徳的であると同時に政治的な価値である。道徳的であるから政治的であり、政治的であるから道徳的」
アナリストとしてのトレモンティ、「ヨーロッパを取り巻く輪の中の危機的な国はPIGSだけでなく、Fire-すなわち Finance,
Insurance, Real Estate"だ」という。
インタビューの最後はまったく馬鹿にしている。「ヨーロッパは豊かさよりも負債を生産する国である。・・・イタリアは脱税の額が大きく、現在は闇で経済が機能しているかもしれないが、未来はそれでは無理である。特に研究、大学への資金援助をなくしては。などなど」
(トレモンティは、脱税者にたった5%の罰金で免罪符を与えた。イタリアの財政赤字は彼がベルルスコーニ政権で財務大臣をしている間に増加した、およそ数千億ユーロ)。
ジャーナリストは、たとえばFIRE Countoriesという言葉は、トレモンティによる造語だと追記している。そしてそれを翻訳し解説している。2ページのインタビュー記事はトイレットペーパーのようなものである。
。。。から出した。 Beppe Grillo 15:14 in 嘆きの壁| 解説 (0)
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