スキファーニは虫ではない

上院議長レナート・スキファーニは16000ユーロの損害賠償を受け取った。
マルコ・トラヴァリオが「かつて、デ・ガスペリ、エイナウディ、デ・ニコラ、メルザゴラ、パッリ、ペルティニ、ネンニ・・・らがいた。この人物たちの列をみて、最後にスキファーニの名前がある。この後に続くのは誰だろう、と疑問に思う。この後にはかびしかないのではないか、たぶん生命の形としてはミミズか、カビからはペニシリンが取れるので、その例は間違っている・・・」という文章を書いたためである。
裁判官は、「この記述がスキファーニ氏をさしているのは明らかである」と説明し、トラヴァリオは「ミミズは地面を這う、土を飲み込み有機組織を消化しつ。そのため地中の換気と腐植土の生成に大変重要な役割を果たしている」と書いたことだけ、マフィアとの関係を指摘したことについてではなく、この発言だけで有罪となった。
このような司法的な判断の後で、どんな気持ちがするだろうか。判決は明らかである。スキファーニはミミズより価値がある。しかしスキファーニはどんな役割を果たしているのだろう。確信をもって言えるのは、彼よりもミミズの方が有益だということだ。証明するために裁判所に土を持っていってもよい。もしミミズ保護協会が存在するなら、こう質問するだろう、トラヴァリオに対して、スキファーニと比較された名誉毀損で訴えると。トラヴァリオは、ミミズに対して損害賠償を払うために、一日に一冊の本を書かなければならないだろう(大体今と同じように)。スキファーニは虫ではない、その第一の理由は、虫はスキファーニが思いもよらない環形動物としての品格を持っている、第二の理由は、この土の虫たちは、決して、5万人の国民が署名した法案「清潔な議会」の提案の上院での審議を注意深く避けようとはしない。ただ、スキファーニがスキファーニだとしたら、彼の名誉を毀損したと考えられるだろう。しかし虫ではない、それはほめ言葉であり、まったく適切でない。 虫たちよ、万歳!
by Beppe Grillo 13:00 嘆きの壁
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