原因のない結果

トリノで、ボナンニに対する抗議
(5:42)
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原因が消滅し、結果だけが残る。私たちは原因のない結果の社会に生きている。ボナンニに対して投げられた発煙器は、結果その中で完結し、労働災害問題も原因がなく、ファッシーノやスキファーニに対する野次もこのようなものだというのだろう。原因は常に神秘に閉ざされ、探されることもなく語られることはない。原因のない結果はプロパガンダである。一方通行の憤慨、それが話の最後の部分、最終章である。歴史の全体、(論理的)結論つまり結果へと導く事件、はマスコミによって消去されている。

イタリアは記憶のない国であるだけでなく、原因のない国でもある。結果はいつも突然に起こり、晴天の雷のように、不運かあるいは紙でできたこの民主主義への異議申し立てにすぎない。ラクイラの地震、メッシーナ県の土砂崩れ、ヴィアレッジョの火事、これらは、それ自体で生まれ死んでいくイベントだそうだ。何も理由なく生まれると言う、創造主義の新しい論理。原因を調べる人は、ガリレオのように異端とされ、やめさせられるか、情報から消され、迫害され、排除される。原因のない結果は、太陽が地球の周りを回っているというようなドグマ(教理)である。時に、原因と結果が一致するとき、結果が原因とともに消滅する。そして結果は原因が語られない場合のみに語ってもよいという規則を確認するという例外ができる。この場合、ミルス裁判やモンダドーリ裁判は消失し、存在さえしなかった。定義として、事件ではない、原因がないから。

結果が、世論によってその源を探すためにどうしても起こることもある。その場合、原因は形而上学的になる。超自然的な原因、責任者がいない。本当の原因よりも結果が結果を生むのである。この論理による証拠は、今の選挙法である。今になってカジーニも変えたがっているが、彼が下院議長をしていたときに承認された法律だ。フィーニはこの法律に反対を唱えない。PDは、有権者に自由を取り戻そうとする私たちの 清潔な議会 の提案をなんとしてでも阻止しようとしている。選挙法、類似の状況の原因は、もしあるとしても不可知であるから、重要でないとする。誰一人として、どの組織によっても、どの政党によっても、受け入れてもらえない。

原因のない世界は、責任者のいない、解決策のない世界だ。原因のわからない結果に対してどうやって対処できると言うのだろう。ボルセッリーノとファルコーネ両検事の殺害真犯人(依頼人)をどうやって、本当の理由、動機を知ることなしに、起訴することができようか。財政赤字もまたクラクシ、ベルルスコーニ、トレモンティの論理、赤字は無から生まれた、という論理の結果だ。誰も1兆8000億ユーロ(イタリア人一人当たり3万ユーロ)の赤字の原因を言うことができない。このように、結果をみてびっくりすることが、毎日、次々におこる現在に私たちは生きている。

by Beppe Grillo 08:53 | コメント(1)
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解説

ベッぺさん、いつから日本語も話せるの?^^ 面白い

。。。から出した。: Andrea B | 2010年9月23日 22:24


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